昔の人って電気とかどうしてたんだろ?
水はどうしてたのかな?
小一の長女がはじめて、 そぼくな疑問を投げかけてきました。
あれこれお話ししたのち、
お野菜とかの種、買ってたのかな?
と突然思い出したように言うので、
お野菜には種が入っているでしょ。
その種を植えると、またお野菜がでてくるんだよ。
種を植えて、実がなって、種ができて、種をとってまた植えてって、
繰り返してきたんだよ。
ゆらもあさがおの種取ったでしょ。
だから、種を買わなくていいんだよ。
と答えました。
そうしたら、
じゃあ、一番始めはどうしたの?
はじめの種はどうやって植えたんだろう?
ともっともなことを言うので、
自然にでてきたんじゃな〜い
とちょっと適当に答える私。すると、
いいな!ゆらのおうちのお庭にも、
自然にお野菜はえてくるといいね!
・・・
うん、それがいい!
なにんもしなくても、
庭にいろんな野菜ができたらとてもいい!
と、なんだかイメージしたら、
楽しくなった台所での会話でした。
種にまつわるあれこれありますが、
自家採取して、代々種を受け継いでいくことって、
とても自然な営みですよね。
ゆらの学校では、(他の学校もそうかな?)
あさがおの種を取って、次の一年生にプレゼントします。
そうして、代々伝えていく感じが、いいなぁ、と思います。
それは、人から人へ伝えていくことでもあって、
そこには、手と手を通した、あたたかい気持ちを感じます。
ぬくもりとか、あたたかさって、
とても自然に感じられる、ひとつの愛のかたちでもあるのかも。
つらつらと、書きながらそんなことを思いました。
そして、
当たり前の、人としてとても自然な、地球の上での営みを
これから思い出していくことと、
魂の、本当のふるさとのような、根源とのつながりを
思い出していくこと、
その流れが出会うところに、きっと新しい地球の世界が
創られていくのかもしれない、と、ふと思いました。